新・気象観測の手引<改訂新版>
毛利 茂男 著 日本気象協会 編 A5 134頁
定価2,240円(本体2,134円)
今や世界をあげて、環境問題に重大な関心が払われています。
また、わが国は世界でも災害の多い国といわれています。梅雨時には大雨による洪水、台風時期には暴風雨に伴う災害、その他気象に原因する災害が、一年中日本のどこかで起っています。
電源地帯の開発、治山治水事業など、あるいは大気汚染による公害から守る都市環境整備などのために、あらゆる気象要素を統計整理して、その土地の気候を知っておく必要があります。
このように、環境条件のなかの気象条件、学校における理科、自然災害の防止・軽減のための気象条件、農業や各種産業開発のための気象条件などを把握するデータを得るのに必要なのが、気象観測です。
本書では、気象庁以外の学校や自治体などで行う気象観測に必要なシステムについて、あるいは気象観測機器や装置の取り扱いや気象観測の方法について分かりやすく丁寧に説明しています。
気象観測を予定している方々の参考書として最適です。
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