台風物語{記録の側面から}
饒村 曜 著 日本気象協会 編 A5 250頁
定価1,730円(本体1,648円)
夏から秋にかけて日本を襲う台風は顕著な気象現象であり、昔から大きな災害をもたらしてきました.
戦後の台風の被害を見てみると、伊勢湾台風(1959年)で5千余名の死者・行方不明者という未曾有の大被害の後は、最大でも300余名の死者・行方不明者数であります。
これは台風対策の進展と、台風情報に関する改善の賜物です。しかしながら台風が克服されたわけではなく、今後の課題はとても多いのです。
本書は記録の側面から種々の台風について詳細に述べられており、台風について正しい理解の手助けになります。
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