天気図の散歩道
永沢義嗣 著 日本気象協会 編 B5 170頁
定価2,800円(本体2,667円)
著者の天気図に寄せる深い思いを独特の切り口でのべています。
「本書によせて」(著者の師である矢花和一氏)によると「昨今の数値予報の目ざましい発展は、ややもすれば『地上天気図』軽視の風潮を生じかねない。
しかし、今後さらに発展するであろう数値予報をもってしても、それから精度の高い局地予報を期待することは難しいと言われている。
従って局地予報にとって地上天気図に現れる変化の一つ一つの吟味は、気象衛星雲画像・レーダーエコーやアメダスデータの併用とともに、ますます重要である。
本書は1990年から4年と2か月(通算50回)にわたって日本気象協会発行、気象庁監修の月刊誌「気象」に掲載された「天気図のはなし」を単行本としてまとめたものである。
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