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気象模写放送スケジュールと解説 2006年


気象模写放送スケジュールと解説 2006年
クライム発行   B5 180頁
定価4,500円(本体4,286円)

外洋航海に必要な世界各国の気象FAXスケジュール集です。国別周波数や時刻等を記載しているほか、見方なども解説しています。


情報処理技術や通信技術のめざましい発展とともに、より迅速でより品質の高い伝達手段が次々に導入され、今ではパソコンをインターネットに接続すれば誰でも簡単に天気予報が入手できる時代となっているが、地球上を見わたすと、まだまだ情報通信基盤の脆弱な地域があります。


特に海上では、台風などシビアな気象現象に遭遇することは生命の危険にさらされることであり、何時でも何処ででも精度の良い気象情報の入手が必要であるとともに、時によっては自らの判断が求められます。


このため、世界気象機関(WMO)は気象無線模写放送に関する世界共通の規格を定め、各国の主な気象機関はこの規格に従い、自分で行なう放送の呼び出し符号、周波数、放送の内容、スケジュールなどを定め、これらを公開しています。


「気象模写放送スケジュールと解説」は世界中の何処にいても、その領域で放送されている気象無線模写放送のスケジュール等を知っていれば、専門家の成果や予測を受画して入手・活用できる点に着目して、もともと(財)日本気象協会が気象庁の協力を得て作成したものです。


このため船舶関係をはじめとして、広い分野の方々に初版以来、活用されてきました。今回の改訂で、めまぐるしく変わる各国の通信事情に鑑み、できるだけ最新のスケジュールを掲載し、放送内容の変更に対応しております。


本書が船舶関係者をはじめとして幅広く利用され、気象を原因とした遭難の回避、災害防止に活用されることを強く望んでおります。

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