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インターネット気象学


インターネット気象学
坪田 幸政・吉田 優 共著   A5 92頁
定価980円(本体934円)

インターネットで提供されている天気予報をはじめ、様々な気象資料の解説と気象情報の解析手法や気象学の演習方法の紹介をしています。


公開ウェブのアドレスなども細かく記載されており、ご自宅でも活きた気象学を楽しく学ぶことができます。


インターネットには天気予報、天気図,衛星画像、アメダス・データ、レーダー画像,地上気象観測データ、高層気象データ、大気汚染データなど様々な気象情報が提供されています。


これらの気象情報を解説し利用方法を説明して、読者に有効に活用してもらうことが本書の目的です。


本書は慶應義塾大学理工学部総合教育科目「地球科学概論(気象学)」で行った演習教材から発展したもので、講義を聴くだけでは「本当かな」とか「どうしてかな」という疑問に自ら答えを出すのは困難であっても、演習を通して、体験的に学ぶことで科学的な物の見方、考え方が効果的に養われます。


例えば、過去百年で平均地上気温が約1℃上昇したとよく聞きます。しかし、データからグラフを自ら描く過程で、1℃の上昇は単純な増加ではなく、1940 年〜1970年代は寒冷化傾向があったことに気づき、実際には大きく変動しながら温暖化傾向にあるという本質を理解できます。

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